仏教資料館
秩父地方は古くから佛教とのかかわりが深く室町時代には
すでに札所33ヶ所(現在札所は34ヶ所)がありました。
歴史的背景もあり、この地で収集展示を行うこととなりました。>
国内のみならず、中国やチベットの仏像や資料も展示しており、
さまざまな地域から、ご来館いただいております。
風神雷神姿彫
左甚五郎 作
左 甚五郎は江戸時代初期の名棟梁、名彫刻家として名高いが、その出生地・生涯は不明であると言われている。
姓は伊丹、号は宗恵といい、河合氏とも言われる。
右腕を失って左手で仕事をしたので左 甚五郎とも呼ばれたのだと伝えられているが確実な資料に乏しい。
この作品は本来、彩色されていたが現在は剥落している。
従ってノミ跡がよく現れ名工のすぐれた技が見られる。
金剛杵
チベット
金剛智杵・堅慧杵ともいう伐折羅・伐闍羅・縛日羅と音写もある
悪魔を滅し佛法を守る武具
法力を以って近代兵器をも打砕く力がある
ここにあるものは、国宝級のものであり、普通では入手はできないものです。
ダライ・ラマ十四世はインドに逃れているが、歴代一個ずつしか製作を許可されないといわれている。
千手観音像
仏像
19世紀前半
千手千眼観自在菩薩を略し「千手観音」として広く信仰されている
十一面四十二臂